くららのすごいふりかえりを読ませてもらった

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年始、そろそろ溜まっている仕事を始めないと思い、こっそり職場に行った。机に座って「さぁ、はじめるぞ」と思った矢先、KAIからメールがきた。

「くららのふりかえり読んだ?」

この間のLAFTの合宿へ参加した、「くらら」こと大倉さんのふりかえり。彼にとっては、はじめての学びの場だったらしい。それだけに、ちゃんとふりかえっていたのだろうか。ふりかえりは自主的に書いてたようだ。

はて? グループメッセンジャーをさがしてみても、くららからのそんな記述はみあたらず。そこでKAI経由で、さっそく送ってもらって読ませてもらった。

そのくららのふりかえり、なんと23000字!

僕がこれまで読ませてもらった振り返りの中で、群を抜く印象をうけた。読後感が清々しく、あまりにもよかった。なんでだろう。何がこうよかったんだろう。

ひとつは、このくららのふりかえり(長いので略して「くらり」とする)を読めば、くららの合宿中のプロセス全てが分かってしまうほど克明に時系列に沿って書き出されていた。

まずこういう体験的な研修のふりかえりの多くは、客観的な事実の記録や書き出しが出来ない中で、これはすごい。

研修のKAI語録に限らず、そのプロセス、そして忘年会の席で話し合っていた内容、そして、深夜に露天風呂でこっそりビールを飲みながら話していたことさえもふりかえりに書かれていた(宿主にはナイショね)。

つまり、参加していなくとも「くらり」さえ読めば、どんな研修だったのか大概のことが分かってしまう。

その克明な記録とあわせて、くららの心の動きがリアルに書かれていた。対話した相手の意図や、研修作成の意図など、その射程、思うところがまた広い。

自分の知っていることと結びつけて書かれていて、いろいろな小説や教育書からの参照もあった。

自分のために一週間かけてじっくり書いたようだ。そして形に仕上げたこともすばらしい。これから合宿参加者には23000字のふりかえりを「強制」することにしたい。

合宿に参加したみなさんは必読ですよ。

また、参加されなかったかでも、ぜひ直接、くららとメッセンジャーで連絡をとって、ふりかえりを読ませてもらうといいです。全国には4年目にしてこういうステキな若い先生がいるってことを知れるはず。そして、僕と同じように、己の残念さを深く反省する機会をもてるはず。

23000字もあるけど。一気に読めるはずだ。

くららこと、大倉良介さん。ぜひ、Facebookでつながってほしい。ていねいに読んでちゃんとフィードバックしてあげてほしい。これは読んだこととセットでなければならないチャレンジ・バイ・NOチョイス。

これから、くららはもっと自分が子どもたちがのぞむいい先生になっていくはず。

朝登山はくららと同じグループでした

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