学校って、授業だけでなりたっているわけじゃないんだなぁ

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卒業時期が近づいてきた。来週末にはもう卒業式。

今日は、6年生を送る会があった。この6送会はおもしろくて、4時間目に全校であつまって、それぞれの学年の6年生に向けての出し物がある。お昼をはさんで、午後はたっぷり2時間、各委員会が考えた出店がたっぷりと遊ぶのがとてもいい。

2年生の出し物をみんなでみているときのこと。全校の前にでてきた数人の二年生が、「6年生、ありがとう。お別れがさみしいです。。。。」と言葉につまって、その場で泣いてしまった女の子がいた。それを見ていた、6年生ももらい泣きしてしまう。

2年生と6年生はパートナー制度があって、入学式の時から、一緒に登校してあげたり、これまで2年間ずっと面倒をみてきてあげたから、なおさらこみ上げてくるものがあった。

だから、みんな自分のパートナーをとても大切にするし、2年生もパートナーのことが大スキみたいだ。

こういうことは、通常の授業の中だけでは起こらないことがたくさんある。パートナーがやんちゃな子だった場合は、いろいろ振り回されたり本当に大変だ。けれども、けなげにちゃんとつきあってあげようとするお兄さん、お姉さんはだれもたくましくほほえましい。

あまりにも忙しすぎて、それぞれの行事が慌ただしく過ぎていくこともあるけれど、その中で、ちゃんと気持ちに区切りを付けながら、別れを惜しもうとする姿もうまれてきて、なんだがとてもいい時間だった。

こういう子どもたちの姿をみていると、学校って授業だけで成り立っているわけじゃないんだよなぁと、つくづく感じる。

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