「地球星歌」を覚えられない

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来週が音楽会だ。

それにむけて、教員も歌をうたう。全校生徒と一緒にうたう「地球星歌」だ。作詞は「コスモス」をつくったミマスさん。僕にとっても思い出の深い曲だ。

歌はいい。

その時に担任していた子どもたちの顔を思い出せる。いつまでも思い出はいろあせない。

しかしだ。歌はつらい。

今日は、6年生の学年練習の際、その場にいた3人ほどの先生だけでいきなり「地球星歌」を歌わされた。めっちゃ緊張した。学年の先生は超上手に歌っている。僕は、本来テノールを唄うはずなのに、主旋律のメロディーをついつられてしまって、いつのまにかソプラノで喉を絞って首から背伸びして歌ってしまった。

ツライ。。。6年生の目がいつもよりも厳しい。

子どもたちからの「イガせんの声は聞こえたこなかったな」「小さいな」と様々な率直なフィードアタックをうけた。

そのなかでも「イガせんは声だしていたよ。オレ、聞こえたよ。よかったよ。あれはイガせんの100%だよ」と一人だけ優しい声をかけてくれる少年がいた。ありがとう。針のむしろで救われた。算数の成績満点にしてあげたい。うちの学校生成表ないけど。

うまくいかないときこそ、優しくしてもらうとほんと心がほぐれる。これからは子どもたちにはそう優しくしていこうと思う。今まで追い込みかけてしまっていて、ごめんなさい。

放課後も、子どもたちが特訓をしてくれた。ソプラノパートにつられないように、様々な手を使ってテノールを歌う僕の邪魔してくれた。しかし、なかなかうまく覚えられない。やはり僕は主旋律をつられて歌ってしまう。

ということで、家に帰ってきてからもお風呂で歌の特訓。夕飯を食べ終わってからも特訓。それでもなかなかテノールのパートを歌いきれない。

本番まであと5日。どうなってしまうのか。がんばれおれ。

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