健康診断のショウモナイ話

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今日は修学旅行の代休。でも職員向けの健康診断が学校であるので行ってきた。

毎年、くりかえされるんだけどいつもそれって「ダメじゃん」っておもっているショウモナイ話。それが聴力検査。

その聴力検査用の部屋に入ると、音が入ってこないようにするためか、ていねいにおばちゃん看護士さんがドアをしめてくれた。僕は気を利かせてヘッドフォンをかぶろうとすると、おばちゃん看護士さんがとっさにとめて「私がつけますよ」とおもむろにかぶせてくる。

ははん。聴力検査の成績を上げようとわざと耳からヘッドフォンをずらそうとする輩がいるんだな。僕はそんなズルはしないでおこう。

自分で微調整をするけれど、いつもつかっているボウズのヘッドフォンとは着け心地がまったくことなり、どうも耳にフィットしないで着け心地が悪い。そもそもデザインもウルトラ隊基地でつけているような昭和感満載のヘッドフォン。

いよいよだ。おばちゃん看護士さんがマシンを操作する。僕はそのマシンを背にして座っている。

「音が聞こえたら手を挙げてくださいね」といわれ、おばちゃんはマシンのボタンをカチッとおしてしまう。おしてしまうので、「あぁ、いまからあのピーという音が僕にきかせてくれるのだ」という心がまえが事前にできてしまう。そしてそのとおりになり、言われるがままに僕は手を挙げる。

こういう時に優秀さを示そうと、カチっと同時にサッと手を挙げてしまう自分がいた。

カチ、サッ!ピー。カチ、サッ!ピー。

はい。反対

カチ、サッ!ピー。カチ、サッ!ピー。

リズム良く手を挙げて、僕とおばちゃんとのセッションが終わった。

あの聴覚検査、意味ないよね。ボタンの音とそのリズムでわかるじゃん。そしておばちゃんも分かっていてもうそのリズムでよしとしているし。

このショウモナイ話。毎年かんじていたことだけに、今日、ここにこのタイミングで供養できてよかった。

ほんとはまだまだあるのよ。レントゲン両肩おしつけ地獄とか、聴診器診察時目線気まずい問題とか。


大久野島から本島へ変えるときの船内。これってとれちゃダメなやつじゃん。
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