4つのサイコロ展開図をみつける

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2時間目は、より複雑なサイコロパズルから4つの立方体の展開図を見つけだす問題から(ガウスの会『オイラー先生のおもしろ図形問題集プラス』参考)。いわゆる簡単な十時の展開図よりも複雑な展開図を経験していきます。

これは頭をひねる! 子どもたちはみんな手を使って「こうでしょ。こうでしょと」ダチョウ倶楽部やーやー状態になってしまう笑。

この立体単元ではこれまでの本校の学習計画とは変えて、ていねいに「教える/教わる」といった教師と子どもの関係から、教師による投げかけから、自分で学び取る姿勢をもってほしいといきなり展開図からの導入でした。そのためには夢中になって「追求したい、やってみたい、知りたい」何かがある必要です。

夢中を発動するしかけのひとつ「ものづくり」を使いました。ちょきちょきハサミを使って、おしゃべりしながら楽しそう。子どもたちの様子をみながら単元計画を修正しながら組み立てている授業です。

しばらくすると、頭をつきあわていた子たちがサイコロを4つ完成しはじめました。嬉しそうに教えに回っています。こういうとき、素直に集団で一つのことをみんなで学ぶよさが生まれている瞬間。

前時でつくったのりしろありのサイコロの中にちょうど4つも収まるので嬉しそうにしまってありました。

ここから問いが生まれてきます。「はて、立方体の展開図ってまだ他にもあるのかな?」 そしてこれが次時の導入となっていきました。

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