麦茶をいれる時間が一番のワクチン

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今年の学年で大事にしたいことはこれ。

「聴きあい、伝えあい、認めあいができる安心な場所でのびのびとチャレンジしていこう!」4人で一番忙しい4月に半日かけて話し合ってつくりあげたこと。それをもとに1学期やってきた。

そして、今日はその学年団でじっくりと1学期のことをふりかえりをし、2学期のこと、オンライン授業をもしするならば、日頃から大切にしていることでどんなことを大切にしたいか話し合った。

これまでレゴブロックやえんたくんなどを使って話し合ってきたが、今回はプロジェクト・アドベンチャー・ジャパンの「フルバリューカード」と「しるらないカード」を使って振り返りをした。

フルバリューカードを使っていた分かったことがあった。大人同士で振り返って話をする時には、半具体の写真のほうが写真に写っている具体的な意味を読み解いて、様々な物語をそこに展開できるので話が深まる。

なるほど。だから僕は保護者とはフルバリューカードを使うし、子どもたちの振り返りの中では抽象的なしるらないカードをよく使っていたんだ。無意識にもなんといいセンスなのだ。

その学年会でのウォーミングアップに「最近のストレス解消法」について話をしたかったが、他の話題となってしまったのでここにメモを残したい。

最近の僕のストレス解消法は、麦茶を入れること。その麦茶も水出し麦茶ではなく、お湯でじっくりと煮出したもの。なんてったって、すっきりとした味わいと香りの立ち方が水出しとは違う。

僕は、鍋いっぱいに沸騰している麦茶を大きめの水筒に移し替える作業、が何よりも好きだ。あの時の香りの立ち方はとても柔らかく気持ちをほっこりとさせてくれる。黄金色した麦茶をおたまですくったときの、ふっくらとした湯気と麦茶の香りがたまらない。

このコロナの時期、何かとストレスが増えるとき。ストレスホルモンであるコチゾールが分泌されがちだ。コロナ対策はワクチンだけでは決して防げない。自分の免疫反応をしっかりと高めていくことが何よりも必要。免疫を強くするにはストレスを減らすこと。

僕にとってのお湯出し麦茶はそれにあたる。だから今日も僕はコツコツと麦茶を水筒に入れる。こうやって、効率や生産性を追わず、じっくりと時間をかけてていねいに身体を動かして、細々とした小さな幸せを大切にしながら生きていきたい。

本丸の学年会では、プチDaiGoを育てちゃいけないことと、DaiGoの弱さにどう寄り添えるかといったなかなか含蓄深い話になった。それはまた別のときに。

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