『ようこそ、一人ひとりをいかす教室へ』7章 一人ひとりをいかす多様な教え方

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この7章は1人ひとりをいかす具体的な授業実践例が紹介されています。コーナー、課題リスト、複合プロジェクト、周回など。なんだかこれまで取り組んできた実践に近いものもたくさんある。

一方、読んだだけではイメージがわかない実践例もありました。これはぜひ、教室をのぞきにいきたいなぁ!ここ3年以内にチャレンジしてみよう。

 

“多様な教え方の授業づくり P120より
①生徒が心地よいペースで学ぶ機会をどのようにつくりだしているか?
②個々の生徒はチャレンジしがいのあるレベルで取り組んでいるか?
③学習履歴に合った学び方が提供されているか?
④個々の生徒の興味をそそる応用的な課題も提供されているか?”

ちょと最近までは、探究学習のもつ生徒のやる気とあの力は、教科書ベースの授業では体験できない勢いのある学びが生まれる。「個々の問いを追求する算数での探究学習はやっぱりむずかしいからなぁ」と、昨年やってみての実感。その活動で一体何を身につけたのかを学習者が説明できるようにしたいし、ちゃんとカリキュラムデザインするのは難しいなぁとちょっと躊躇。

「数学的思考をちゃんと身につけられるようには、自分の力量を過信せずにまずは足下にあるいい問題からはじめること。でもそれでおもしろいのかなぁ」とちょっとひよってしまう。

けど、この7章をよむことで、去年のあの1人ひとりの目の輝き1万ルクスで自分の問いを追求していく子ども達の姿が思い出されてきました。やっぱり忘れられません。そこに、ちゃんと数学的思考にそって、数学者ノートに書き残せていく練習を継続していけば、数学的に探究する数学アドベンチャーができるのでは!

そんなわくわくが生まれてきました。

でも、今なら、昨年と違った角度で数学で探究学習、やれるかな?うん。チャレンジしてみよう。わくわくしてきたー!
と、そんなふうに挑発してくれた7章でした。

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