脳を活かす4つの学び方

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この4月より、スタンフォード大学のオンラインで数学の勉強を続けています。通勤の電車の中だけと決めているので、遅々として進んでいなかったのですが、ようやくコース3の「開かれた創造的なビジュアル数学」が終わりそうです。これでようやく半分。ふむ。


Jo Boalerさんの9月の新刊「Unlimited Mind(未邦訳:頭脳に限界ないよ!)」を出すとのこと。その出版CMで、30分ほどのライブ動画でありました。


そこで、算数・数学と脳みそとの研究結果が4つほど紹介されていました。ちょうど、今、コース3の内容とかぶるので、少しだけまとめておこうと思います。


① 脳は、いつでも、だれでも、成長するぜ!

② 考え方(マインドセット)が、脳の成長をよくも悪くもするぜ!

③ 色々つなげて考えると脳は最高にはたらくぜ!

④ 脳にとって、もがいたり、失敗することは、最も大事な時間なんだぜ!


この中で紹介されていた、繰り返し計算ドリルの脳にとって空虚な事実は、「ついに証明されたか」という感慨深いものともなりました。そのかわり、いろんな考え方を「つなぐ」方法が学びにとっては効果的だって。


ダイアモンドペーパーって、海外の先生の実践を紹介していました。白紙の真ん中に計算問題を1問だけかく。その用紙を4等分して、それぞれの窓に
①図で解くやり方②別の図で解くやり方③説明を書く④計算で解くやり方

繰り返し計算練習から、4つの窓に脳にイキイキな解法を

4つの分類はもう少し、検討はあるにしても、これはいいやり方だなと思う。そもそも海外にルーズリーフだから、こういう柔軟でダイナミックなノートの使い方が生まれるんだろうな。さっそく2学期から取り入れていこう。


漠然と学ぶよりも、脳を上手に活かして学びたいものです。脳とのつながりをバッチコーイ!にするためにも、その解法を視覚化すること、触れる具体物や半具体物を使うこと、こういったことを普段から意識して使っていきたいです。

9月の刊行が楽しみですな。

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