推し活をおえて、渋谷から帰ってきた。今夜も負けてしまった。今期の日本プロバスケBリーグ始まってからは、下馬評ではチャンピオンシップ進出も期待されていたサンロッカーズ渋谷は、今日で3勝10敗。今夜の青山学院体育館では、あの河村くんにぼこぼこにされてしまった。てきながらあっぱれ。はやくNBA挑戦をみてみたい。
応援ばっかりしててもあれなので、自分のバスケも上達をしないととおもい、先月発売されて話題となっていた仙台大明成高校の佐藤久夫監督DVD『U-18 誰にでもできることをしっかりプレーしよう』を手に入れた。
あの八村塁を育ての親でもあり、仙台高や仙台大明成高を何度となく日本一に導いた佐藤久夫監督。6月に亡くなられました。ご冥福をお祈りします。
すべては基礎に立ち返る。3枚組のDVDには、丁寧に高校生(今年のウィンターカップの主力選手達)を基礎基本から指導していた。
バスケって、複雑すぎてぐちゃっとしてしまうので、何が原因で上手くいかなかったのか、どうしてタフショットになってしまったのか、またはターンオーバーになってしまったのか、よく分からないことが多かった。しかし、この指導DVDではそこをすっきりと解決してくれた。
結局は一対一の基礎が身についているかどうか。
これが、ディフェンス2人に囲まれてしまったり、プレッシャーからミスが生まれてしまうのは、基礎ができていないからだ。いつもは落ち着いてできるプレーでも、プレッシャーがかかると判断力を謝ってしまうのは、ボールのミートからシュートまでの一連の動き、これが本当に身体化できていないからだ。つまり基礎基本にもどるということ。
DVDでは、2対2、3対3、4対4へと進むにつれ、より複雑な酢クリメージとスペーシングの判断力が要求される。そうであっても、ちゃんと1対1の基礎に立ち返れば、すべては解消される指導内容となっていた。うーん。これには驚いた。素晴らしい指導系統。これぞ瞠目たる系統的カリキュラム。このDVDが24000円もする意味がよく分かる。というか高すぎるよね!
佐藤久夫監督からの教えで1対1の基礎で大切なボールミートのことメモ
「基本ができていればスクリーンはいらないで振り切れるんだよ」やさしい口調で佐藤監督は話されている。あぁ、ピックアンドロールに逃げてました。。。
ボールのミートでは
①ラダーを踏む
・ラダーを踏んで、ディフェンスをよく見て、逆を突いて急発進してふりきる。
・考えもしないで動いてはダメ。ボールマンの状況、ディフェンスの状況、スペースの状況の3つをみる。観てないなから一点しか攻撃ができない。それではビジョンが狭い。
・ハイポでは逆サイドも見えるようにもらわないとダメ。そのためハイポに上がるまでに向こうサイドまでを観ておくこと。
②キャッチ
・ボールに対してもらいに行き、バシン!としっかりつかんでから次のプレーを。つかむことをおろそかにしない。ファンブルプレーがリズムを崩す。
③ジャンプストップ・トリプルスレッド
・しっかりと両足で強く踏み込んでジャンプストップ。土踏まずに体重をのせるのが全て。
・ディフェンスの目の前につめて出てジャンプストップ。これで相手は動けない。
・Dとの間合いみて、リングをみてジャンプストップする。ボールを受けてから何しよう?は悪いもらい方。ボールもってから一対一になってしまう。その前に勝負はついている。いいBのもらい方なら、スクリーンはいらない。
とまぁ、ボールをキャッチするだけなのに、これほどの基礎基本が埋まっている。もうボールをもらう前から、思考は始まっていて、予想しながら動き始めなければならない。そして、この時点でもう、相手を出し抜けることができてしまう。
ふむ。師の教えをちゃんとうけとって、バスケの次のステージがみえてきたかんじで、またはげみになった。もう高校生みたいにはうごけないけど、その千分の一でも考えてプレイできるようになりたい。
明日はバスケ練習。来週は大会。がんばります。
