教師をこえていく子ども

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新学期が始まり、慌ただしく1ヵ月間が過ぎてしまった。運動会も無事に終わり、この二日間は久しぶりに家でゆっくり過ごすことができた。これまで気になっていたことをやったり、家事をやったり、日々のメンテナンスをしたり、少しずつ自分を取り戻せるような丁寧な時間が戻ってきた。このペースでじっくりと2学期の歩みをすすめられるといいなぁ。

以前、担任した子どもから連絡をもらった。子どもといってもその子はもう来年から社会人。教員採用試験に合格したので、教壇に立つとのこと。

今の教育現場は大変なこともきっと知っているだろうし、その中で「あえて」学校の先生になってくれることは本当に嬉しい。どんな先生になるのかとても楽しみでしかない。

その子のことを思い出してみると自主学習もしっかりやっていたしっかりものの女の子だった。多分ちょうど自主学習ノートの本が出版したときの頃の子どもたちだったと思うから、もう12年以上も前のことだ。

久しぶりに、その当時の子どもたちのことを思い出してみた。いくつか通信もでてきたけれど、あまりにも恥ずかしすぎてヤバい! よくあけっぴろげに、思ったままに通信を書いていたことか! 読むに耐えず閉じてしまった笑。

けれども、等身大で子どもたちと関わっていたあの頃の自分を思い出してきて、なんだかやっぱりこの仕事っていい仕事だなって、大事なことを思い出させてもらった。

僕は今、どうして先生しているんだろう?

当時は子どもが好きで、管理職にバレないように、楽しいことばかり考えていた。勉強とかそっちのけだった。よく屋上でこっそりと遊んだ。屋上という場所は格好の遊び場だった。みんなで座布団もって昼寝もしたり、スイカ割りもしたり、雪合戦もした。楽しかったな。

あの頃に比べるとなんと今はマジメでツマラナイ先生になってしまっていることか。。。

とはいうものの、子どもたちには、どんどん伸びていってほしいなと思っている。教師としての自分を軽々と越えていってほしい。教師をやっていて、これにまさることはないなぁと思う。越えていくタイミングは人それぞれだけれども、1年の時もあるし、それが12年経ってからのこともあるから、この先生って仕事はおもしろいなぁと思ってしまう。

SNSのおかげもあってか、「先生になりました」という連絡を毎年もらえるようになった。何か、僕が何か影響を与えたことはないと思っている。でも、先生って仕事は悪い仕事じゃないんだということが伝わってると思うと、まんざら悪い先生でもなさそうかな。

はてはて。あと何年、こうやって子どもたちと一緒に学校していられるのかなぁとふと思う。

最近、DELLの27インチモニターを買ったら、作業効率爆上がりになって、ますますモニター時間が増えてしまいました笑。ガジェット大スキ。

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