ナゴヤ・オープン・キャンパスにて「数学者の時間」

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八ヶ岳合宿も終わり、ようやく夏休みがはじまった。休むヒマもなく名古屋市教育委員会主催ナゴヤ・オープン・キャンパスへ。研修の一コマを担当させてもらってきた。

名古屋市は早くから先進的な教育に目を付け、多様な教育実践で知られている。今回もその流れをくみ、様々な教育実践者の講座が主催され、僕自身が参加したいものがたくさんあった。そんな仲間の1つに加えてもらったのは大変、光栄なことだった。

そして、驚いたことにこの研修にはすでに1年ほど前から声をかけてもらっている。その時点では何を発表するのか全くきまっておらず、何をやってもよいとのこと。今一番、興味のある「数学者の時間」について報告することができたことは本当によい経験となった。

慌ただしく研修の時間は過ぎてしまったけれども、終了後に何人かの先生に声をかけてもらい、新しいつながりもうまれた。また、別のところに呼んでくれることにもなったのも嬉しい。

ほんと、算数って楽しかったりするので、そういう考えるおもしろさが広がっていくといいなと切に思う。

何よりも嬉しかったのは、数学者の時間の同じ研究仲間であるが、ガモちゃんが研修先にサプライズで顔出してくれたことだ。こういうことって励みになって、ほんとに元気がでた。ありがたいなぁ。

また、名古屋に前乗りして、KAIさんと2人で赤ちょうちんの居酒屋でしっぽりと酒を飲んだのもよかった。あまりにもビルとビルの間すぎで見落としてしまいそうな店だったが。

当日の打ち上げにもお邪魔させてもらい、ふだん会えなそうな先生たちとも会席できたのも嬉しい。

「また、来年も!」と言ってくださったので、もしまた引き続きあるようだったら、今度は、じっくりと3時間1本勝負でやりたいなぁ。

今回、80分で「数学者の時間」を体験してもらったが、あまりにも短すぎて僕がしんどかった。知識は伝達するものじゃない。けれども時間がないとどうしても、知識の導管モデルになってしまう。

できれは、本物の数学者のように数学体験をしてもらうことに加え、僕は最近こだわっている社会構成主義的な知識の創造をじっくりと経験してもらいたい。知識は実体ではなく、その場にいる人たちとの相互関係でつくりあげていくものであり、その文化的な実践として、教育に腰をすえてやっていきたい。

さて、明日は4時起きで沖縄へ。今度は沖縄の先生たちと新しい出会いがある。名簿をよくみると近所に住んでいる人も参加するのもまたおもしろい。

その後は少し南の島を巡りながら激しくアドベンチャーしてこよう。無事に帰ってこれるだろうか。さて、いよいよ夏休みがはじまるなぁ。

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