真剣に遊ぼうと思っても大人が遊べないのは体力不足

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子どももそうだけど、大人も真剣に遊ぼうと思わないと遊べない時代になってきたと思う。

あまりにもやることが多すぎるのかもしれない。オンラインでつながってしまうと、常にデバイスに見張られてしまう。これはよくない。

遊ばないとツマラナイ大人になってしまうのではないか。いつもオモシロいことを企んでいたいし、ヤバそうなギリギリのところを攻めて遊んでいたい。

今年は友人2人と共に、島を旅してきた。この歳になってもまだ一緒に遊んでくれる仲間がいることにほんと感謝。ありがとう。また遊んでください。僕は友人に恵まれている。

今回、選んだのは未踏の沖永良部島だ。行ってみるまでどんな島かほとんど知らなかったけれど、海の美しさと洞窟のアドベンチャーに魅了されてしまった。

旅といっても浜辺にテントを張っての野宿旅でしかない。そして食べたいものを焼いて食べる。控えめに言ってサイコーじゃん。

この暑さ、なかなかしんどく夜のテントは地獄だったりもするけど。でも、それがなんだか楽しい。

「今日はどこにテントを張るのか」「あそこは水場があって便利だ」「ここは海がキレイだけど、満潮時には波にさらわれる」「氷は買ったか?」「黒糖焼酎はうまい」などなど、つねに考えながら島中をうろうろする。

途中で、キレイな海があれば素潜りするし、うまそうな店をみつければビールを昼間から飲む。観光地は時間があまっている人のやることで、僕らは生活するのに忙しいのでほとんどスルー。

なんでこんなおもしろいこと、みんなやらないんだろう。

なるほど。体力だな。遊びには、すべてをかなぐりすてて遊びに没頭できるだけの体力が必要なのだ。

こういった無茶な遊びは体力こそ一番必要になる。身体にタフさがないとすぐに気持ちも弱気になって、ゴージャスなホテルでパーリーナイトに逃げてしまう。

いい大人の僕だって、じつはお金はありあまるほどあるので(言ってみた)、わざわざこんなに体力使うようなことはしなくてもよいのに、と思うことはある。けれども止められないんだよね。こういうのが楽しいんだよ。

「明日はどこにいるんだろうなぁ。。。」って海をぼーっと眺めているとき。そして、「明日は無事に寝泊まりできるのだろうか、雨が降ったらしんどいな」

この不安になる感じがたまらなく好き。こういうときに、自分は何を感じ、考えたりするのか、試されている気がするから。日常にはない非日常をあじわっているのがアドベンチャーかもしれない。

地元の人に教えてもらった珊瑚が恐ろしくキレイなところに潜った。念願のウミガメをふれ合うこともできたので、大満足だ。

そして、これ以上もぐったら戻れないと思うところまで攻めてみたら、背中にヒレをもったフカと出会ったてビビって窒息しかけた。こういうひりひりするようなリスクテイクがたまらなく好きなのね。アホだなこりゃ笑。

真剣に遊んだ方が、パフォーマンスたかまるじゃん。大人こそまじめに遊んだほういい。遊ぼうって決めないと遊べない。そして遊ぶためには体力づくりが必要だ。

来年はどこで何をしているのかなぁ。一緒に冒険する体力ある人、募集中!

旅の同胞、K2が撮ってくれました。

乗せてもらうはずのウミガメは、主を忘れて速攻、竜宮城へ
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