沖縄の研修旅行が始まった。朝4時起きして羽田から沖縄へ。
一年前に京都で長瀬さんに「沖縄行きたい。沖縄の先生たちと研修できたらいいね」と何気ない一言から始まった研修会。一年かけて、長瀬さん、沖縄の有志の先生たち(この人たちがほんといい人たち!)と開催することができた。この長瀬さんの学びの場をつくるプロセスはほんと勉強になる。ガッツがちがう。
そしていよいよ沖縄の先生たちと出会い、そして日本各地から来た先生たちとの出会いが始まった。僕は1日目の学びの場づくりをまるっと任されている。
お互い知らない、リアルで会ったことのない人同士だから、緊張感もただよう。僕はこの最初のこのぎこちない感じがとても僕は好きかも。この気持ちどんなふうに変わっていくのか、その場を参加者一人ひとりがどうやってつくりだしていくのか。
いろんな先生たちとつながるためにたくさんPAをやった。課題解決のアクティビティまで達成することができ、笑い、距離もグッと近づいた。それから一気にカレーを作ったり、それぞれの学校の話をしたり、裸足で全力バスケをやったり。
夜はキャンドルファイヤーは沖縄式火の神を体験したり、火を前にそれぞれの教育感をしっとりと振り返ってみたり。最後には「島人ぬ宝」を歌う。本場の指笛や合いの手がライブで盛り上がる。控えめに言ってサイコーの1日だった。
何よりもホスピタリティー溢れる沖縄の若い先生たちのエネルギーを感じた。こういう研修を積極的につくろうと何かを変えようとしている思いが伝わってくきた。
僕も地元に学びの場をつくる端くれとして感銘を受ける。「来年もまたやろう」と言葉を聞ける度に、ここでできることの可能性が広がり、想像してしまう。人と人がつながることで、何かが生まれていく、そのプロセスの中にいる面白さを感じている。これから、まだ会ったことのない先生たちとの交流、そしてそれが沖縄の子どもたちに還元されていくことが楽しみとなった。
さて、今日も研修は続く。僕の時間は「数学者の時間沖縄バージョン」。『「問う力」を育てる理論と実践』の道田泰司さん、『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』の上間陽子さんから、しっかり教師の成長プロセスや私たちの知らない沖縄のことを学ぶ。この場にいる人たちと学びを更新していきたいと思う。
それにしてもルートビアはサロンパスの味?がするなぁ。沖縄の先生がキョーレツに薦めてくれるので、思ったよりも美味しく飲めた。案外、いいかも。
かりゆしはやはり正装だった。沖縄県民は誰もがみんな2着持っているらしい(市場調査3人)。今日、僕もかりゆしを着て一緒に研修に臨もうとおもう。今日も沖縄の研修が始まった。
